始めくらいは少し真面目なお話を

ブログは長続きしなくて、何度も造っては消してを繰り返していたのだけど。
最近Twitterだと140文字の制限がもどかしいときもあり、久しぶりに書いてみることに。



で、せっかくだからTwitterのような最近流行りのサービスに言及してみようと思う。
ここ1年やってきて、多かれ少なかれ生活に影響があったしね。


やってる人ならわかる話だけど、Twitterは140文字でいま何してるか呟いて行くだけのサービス。@やDといった物もあるけど、基本はそれだけ。
tumblrはreblogするだけ。人によって様々だけど、気になったものとかお気に入りの物をそれが文章だろうが写真だろうが溜め込むサービス。
他にもいろいろあるけど、最近流行っているサービスはたいていがシンプルなものだと思う。


常識的に考えて、ムーブメントとなるには出来ることが限られてる気がする。
でも流行ってる。じゃあなんで?って思ったわけだ。

キーワードは”コミュニケーション”とか言うけど、そんなのいっぱいあるわけだし。
「人間は社会活動をする生き物だからコミュニケーションが〜(ry」
とか頭のいい人は言いそうだけど、それじゃ面白くない。というか、誰だって直感的に考えりゃわかる話だから。


俺はTwittertumblrも、小中学校みたいなものじゃないかな?と思うんだ。

男子達が「これいいだろー!」とか「これ格好よくない?」って騒いでたり、
女の子達が「駅前のあの店、可愛い服いっぱいあるよー」って情報交換してたり。
きっと”コミュニケーション”としてはノイズだらけなんだろうけど、それをより分けたりする作業も含めて楽しいんだと思う。

小中学校は騒がしかったけど、心の底から嫌いって言える人は凄く少ないと思うしね。


だから、MixiなんかのSNSが流行ってるのも「コミュニケーションを失った現代人が〜」とかって論説はどうかな?と思うわけだ。

常識的に考えてコミュニケーションが失われてる、なんてのはあり得ない。
実生活に+αとして、どんなに狭義で考えても最低限ネットが含まれるんだから。
しかも、情報の流れ=”コミュニケーション”と考えれば一方通行と双方向とを含めてさらに膨大になる。

テレビにラジオ、インターネット……これだけで主要な事件やニュースはすべて知ることが出来る。
SNSやネットの掲示板はもちろんのこと、文章を読むこと自体が書き手と読み手の対話だし、テレビでさえ視聴者参加型番組がある。

こう考えるなら、むしろ実生活でネットでテレビで……っていうコミュニケーション過多の生活に疲れてるんじゃなかろうか。

そして、コミュニケーション過多で疲れたからシンプルなモノが流行るんじゃないか?


とまあ、これ以上書くと冗長に過ぎるのでここらで筆を置いておこう。
みなさんは”コミュニケーション”が不足なのか、過多なのか。どう思うのだろうか………