UNIX等を含めたPCの今後を考えてみた

Macを使い始めて2週間弱、それなりに愛着も沸いてきていろいろ考えてみた。
tweet出来る文字数では明らかに終わらないので、チラ裏に書き殴ると言うお話。

※本来"PC"という言葉はDOS/V互換機とかを指すし、誤用だったりする箇所もあるのだけどわかりやすさ重視で無視して話を進めていく。最終的には妄想だし



俺はもう10年くらいWinをOSとして使用してきたし、多くの人がそうだと思う。途中からMacを使い始めたにしても、普及率からして、最初はWinだった―――ってパターンが多かろう。
だが、みんな好きこのんでWinを使ってるわけじゃなくシェアだったり、互換性だったりと言った面で選択している人も多いはずだ。


とまあ背景はここら辺にして、そろそろ俺の妄想に移りたいのだが、その前提条件を羅列しておく。

・このままではWindowsに未来がないと思っている
LinuxUNIXの考え方は気に入っている
・OSが嫌いと言うより、いまの環境が間違っていると思っている


さて、ここからは俺の完全な妄想である。
他人の妄想が大嫌いだ、と言う人は速やかに閉じていただいた方が精神衛生上好ましいし、言葉の厳密な定義が気になる人も閉じていただいた方がいいかもしれない。
ここからは「ただの妄想オナニー記事なのに用語の解説が多くて更に見づらい、こんなもの読んでられるか!」と思われたくない、俺の身勝手な理由で用語の厳密な定義はガンガン無視していくからである。


この妄想はWindowsがPCの8割に入っているような現状って正常なのか?と思ったところから始まっている。


現状8割がWindowsユーザーとすれば、それはもう立派な独占状態である。日本で言えば独禁法だが、各国が排除すべきだと思って同じような法律を整備している。
これから先進的な物はどうしても複雑な計算などが伴うことが多くなってくるし、パターン総当たりしたら楽なものもたくさんある。それには計算機を使った方が早いし、現状高スペックな計算機と言えばPCだ。
てゆーか、これだけ電子化されてて各個人が最低1台必要になりつつあるじゃん。
それが独占状態とか、余りにもばかばかしくて乾いた笑いすら出てこない。どう考えても、最低限Win/Mac/Linuxのように三竦み程度にはなって貰わねば困る。


そう考えたとき、とりあえずどこかの勢力がWinの勢力を奪う必要が出てくる。MSが慌て、第3勢力が出現し群雄割拠状態へ―――ってのが個人的な理想だ。
現実的に考えれば(妄想に現実もへったくれもないのだが)Winの次にシェアがあるのはMacなのだから、ここはMacのJobs CEOだのにひとつ頑張っていただいて、がっつり奪って慌てさせて貰わねばなるまい。



というわけで、3つほどプランを考えてみた。
a) Windowsアプリケーションの完全互換
b) 縛りを緩めた方策を打つ(自作向けMacの提供等
c) Windows向けのウイルスを作りまくる


c案はどう考えても違法だからあり得ないとして、残るプランのうちa案はWindowsを対象としたウイルスの被害を被る可能性があるので、どこまでサポートするかを考えると難しい部分がありそうだ。

そうなると、残るはb案だ。これは結構現実的な側面があると個人的には思う。
まあ、自作派の願望が含まれているのは否定しないが。



ここで、裾野を広げるという意味で使える方策のうち、現実的な物を更に2つほど考えてみる。
b-1) パッケージ版で割高なOSの販売
b-2) Macベアボーンキットを販売

しかし、このうちb-1案は時間が必要となってしまう。なぜなら、MacIntelを使うようになったとはいえBIOSをサポートしておらず、EFIというBIOSの次世代規格に当たる物を利用しているからだ。



そうなると、現状即座に取れる方策としてはb-2案しかないということになる。
だが、これはある意味一番現実的だ。これはMac miniが鯖用途でも人気を博していることからもわかる。
まず、ベアボーンとなれば自分でCPUやGPU等の構成が考えられるため、自作派の人間を取り込んでいける。それに鯖用途では信頼性や保守性が課題となるが、Mac miniではHDDが飛んでも交換は大変だし、保守性となってしまうと今ひとつの感はぬぐえない(Time Machineを利用するなどして回避することは可能だが、物理的に破損した場合の話)。
さらに言えば、自作派や鯖用途に使うタイプだと購買力が違う(複数台使用が多くなるため)。
そうなればMacを使う機会が増え、次代のメインマシンをMacに変えようと思う人も増えるかも知れない。また、既に欲しいとは思っているが、既存のCTOでは訴求に合致しなくて見送っている層も対象に出来るだろう。



………というわけで、Mac Cubeなんて名前でベアボーンモデルを出してみるというのはどうだろう。
ついでにG5世代のボディーに似せたバリエーションも出せば、G5の愛用者も取り込めて一石二鳥も狙えそうだ。


Appleは囲い込みが大好きな企業だが、いまの状況ではそれで増やせるユーザーは頭打ちに近いのではないだろうか?
俺のようなニッチな層も狙いにしてくれれば嬉しいなあ。